2010/05/04

嫌われ者のふたり・・・どちらにも共感出来ない砂地獄のような対談!~「デキビジ」勝間和代 VS. ひろゆき ~

先日(2010年5月2日)のBSジャパンで放送された「デジビジ」という番組での、ひろゆき勝間和代の対談が「スゴイ」ことになっていた!

「スゴイ」というのは素晴らしい内容だったと意味ではなく・・・ふたりとも嫌いなボクにとっては、どちらにも共感することも出来ない、まるで「砂地獄のような対談」であったということなのです。

全く噛み合ないふたりが、論点の奪い合いをしているだけで・・・自分のフィールドに”ひろゆき”を上がらせることの出来ない”勝間和代”のイライラっぷりが、画面からしっかりと伝わってきたのでした。


”勝間和代"、いつまでも「失われた10年」の感覚で「効率!」「効率!」と神器のごとく訴えたり、古い感覚での良識に囚われた「あるべきだ」論の押し付けがましさには、もうボクを含めて世の中の人たちもがゲッソリ

ただ、"勝間和代"とは違う意味で、ボクにとって不快な話し方をするのが、「2ちゃんねる」の元管理人ひろゆきなのであります。

”ひろゆき”のイヤ~な感じって、「2ちゃんねる」のスレッドで繰り広げられる誹謗中傷の書き込みを読んだときに感じる「嫌悪感」に似ているような気がするんですよねぇ・・・。

とにかく周知「上から目線」なんだけど、”ひろゆき”の場合には、あごとでっかい鷲鼻を突き出しながら、バカにした視線を投げかけてるという・・・まさに絵に描いたような「上から目線」を実行するのであります。

そして、自分のフィールド内での論点で、結論は「ひとこと」で切り捨て、それを理解出来ないなら「あなたバカ?」というトーンで追い詰めていくというのは、”ひろゆき”の得意とする討論の仕方のひとつでしょう。

そのくせ、”ひろゆき”は自分のフィールド外の物事については「モノ知らないんでぇ〜」と腰を低くし、無知さや社会性のなさをアピールして逃げるので、反体制的なアナーキーにさえもなりきれていません。

"ひろゆき"のクールな切り捨てる対応を「大人の態度」と評する人もいるみたいだけど・・・身のほど丈に甘んじて「これが自分の幸せ」で悟ったように生きている低飛行人生を送る世代の、ひとつの定型的なキャラクターのようにしか見えません。

・・・と言って、”勝間和代”みたいに「もっと収入を!「もっと効率を!」「もっと!「もっと!」」という上昇志向丸出しの痛い生き方にも賛同出来ないし、「ダメだ、こりゃ」で片付けてしまう姿勢にも、否定的なボクあります。


註:TV TOKYOの申し立てによりYouTubeから番組の動画は削除されました。

  対談はこちらのサイト(さかなの目)でテキストを読むことはできます。


さて、この番組で論じられていたことについてです。

「ネットの匿名性」は、IPから個人を特定出来るから何でもありというのは問題・・・しかし、匿名性によって生まれる権利と自由があるわけだから、ネット規制(中国のように!)を行うのは言語道断な話だと思います。

ネット上で行われている匿名での誹謗中傷なんて憂さ晴らしや嫌がらせ・・・雑音として聞き流したりして、真に受けとらなければ良いこと。

”町山智浩”のように、ツイッターで堂々と実名で誹謗中傷(?)することにこそ「潔い男気」を感じます。

「若者の起業」は、「若者」に限定して若者の起業を促すような優遇をする必要はなく、年齢に関係なく起業しやすい環境を国が作っていけば良ければ良いのではないでしょうか?

若者の起業に関しても「あるべき論」で語る”勝間和代”は古いけど・・・「したければ、すれば?」と切り捨てる”ひろゆき”の態度は、起業に関してだけでなくすべて物事に関して彼の一貫したスタンス。

これは個人の尊重という観点で、オールマイティーに「正論」っぽく聞こえてしまう当たり前のことでしかありません。

「日本人の幸福度」が足りないことについては、共に自らの幸福度が高いと認めるふたり・・・”勝間和代”「9」と、”ひろゆき”「10という幸福度の意味だって、そもそも違うわけで「幸福度」って何?ってことです。

こういう統計結果をメディアで大きく扱って、自己批判したりすることが、日本人の国民性なのかもしれません。

幸福度の話から「働くことの意義」という話題になって、無気力な”ひろゆき”節炸裂という感じでしたが・・・単に「楽なほうが良い」という生き方というのは、低いハードルでの幸福度「10」にしかならないのではないでしょうか?


いぜれにしても、ルックス態度で、かなり「損」をしている・・・生理的”嫌われ者”のふたりを、あえてキャスティングした番組側の意地の悪さも見え隠れしています。

普段、ほとんどテレビに出演しない”ひろゆき”が、何故、勝間和代”の番組にゲスト出演することにしたのか理解出来ません。

ただ、アンチ・カツマーの視点からは、”ひろゆき”を対談コーナーのゲストに呼ぶことを承諾した”勝間和代”は、見事に「墓穴を掘ったな!」と、失笑してしまっただけです。

”香山リカだったら、あえて”ひろゆき”と対談するとは思えないのですが、どうでしょう?

でも・・・ちょっと見てみたい気もします。


追伸:その後、勝間和代は公式ブログにて、ひろゆきに謝罪しています。


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