2010/11/24

お手軽”すぎる”出会い系アプリ・・・妄想するなら「Scruff」?リアルな出会いなら「jack'd」?


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iPhone、iPod touch、iPadを持っているゲイなら、とりあえずダウンロードしてしまうのが、iTunes Storeの「App Store」のソーシャルネットワーキングカテゴリーで入手することのできる「出会い系アプリ」でしょう。


おそらく、この手のアプリでは老舗の「Grindr」が最も知られていると思いますが、良くも悪くも仕組みはシンプル・・・ただ、自分のいる場所に近い人からドバーっと画像が表示されるのは圧巻ではあります。

年齢、身長、体重、人種(アジア系など)のプロフィールと、任意のタイトルとコメントがあって・・・「chat/チャット」ボタンで相手にメッセージや画像などを送れるというのが基本的な機能。

その他には、相手を「Block/ブロック」したり、画面のトップに表示されるようになる「Favorite/お気に入り」がある程度で、iPhoneなどの小さな画面で操作するには便利かもしれません。

ただ・・・いきなり「チャット」というコミュニケーション手段は、ある程度の積極性が必要とはなるのです。

「待ち子」の多いゲイコミュニティーに於いて、仕組み的には「得意」「不得意」が明暗を分けるアプリではあったのではないでしょうか・・・。


ゲイ向けの出会い系アプリは増え続けていているようで「Grindr」の他に「G2」「Qrushr」「Recon」「Boy Ahoy」「SpeedDate」「u4bear」「West Fourth」「Scruff」「jack'd」と・・・多数存在しています。

それぞれ特徴があり、インターフェイスやシステムの違いによって好き嫌いが分かれそうです。

また「出会い系」には重要なのは登録メンバーの傾向ですが・・・登録するために審査があるわけではないので、完全な棲み分けがされているわけではなく、老若細太、かなりミックスという感じでしょうか?


「G2」

位置情報を元に近くにいるメンバーから画像表示、「☆マーク」でお気に入りリストに登録、「ふきだしマーク」でメッセージを送れるのは「Grindr」と同じですが、画像を最大3つ登録できたり、「雲マーク」で任意のURLリンクを張ったり、「♡マーク」で相手にハートを送ってさりげなくアプローチできます。


「Qrushr」

位置情報を元に近くにいるメンバーから画像表示、「Add Friend」でフレンドリストに登録、「Chat」でメッセージを送れるのは「Grindr」と同じですが、さらに「ラジオ局」「ビデオプレーヤー」「チャットルーム(ジャンル別に分かれている)」「オンラインマガジン」などとアプリ内で連動しています。

そのために、インターフェイスがごちゃごちゃして使いにくい感じです。

10300円というトンデモナイ価格をつけた「Qrushr VIP」という上位版アプリも存在しています。


「Recon」

位置情報を元に近くにいるメンバーから画像表示、「☆マーク」でお気に入り(Favourites)に登録、「Chat」でメッセージを送れるのは「Grindr」と同じで、ほぼ似たような使い勝手です。

このアプリの一番の特徴は、レザーなどのフェティッシュのあるユーザー向けということに尽きるでしょう。


「Boy Ahoy」

”オンライン中”のメンバーだけをランダムに画像表示するのですが、「世界中」「国内」「県内」「市内」「近所」の分類、年齢、人種によって検索の範囲を指定できます。

画像は4枚までアップ、閲覧者が画像にコメントが残せるというのが特徴。

「Wink」で気になるメンバーにさりげなくアプローチできます。

さらに有料版の「Boy Ahoy Pro」なら、画像のセーブなどの機能が拡張できますが、結構いいお値段(ひと月1200円、3ヶ月2300円、ライフタイム4600円)です。


「SpeedDate」

まず、このアプリはゲイというネーミングがついていますが、ゲイだけに特化しているわけではりません。

メンバーの検索条件は、ものすごく豊富であります。

基本的に有料版($3.95/月)を使わないと十分な機能を使えないと思った方が良いでしょう。

そして、無料版でも登録すると、確実にジャンクメールが増えます・・・。


「u4bear」

名の通り、ベア系向けのアプリであります。

残念なことに、iPadだと表示が小さくて見にくい上に、システムが洗練されていないので使いにくいです。

「Woof!」で興味があることをアピールしたり、「Flirt」でお互いに「オッケー(チェックマークというのが日本人には分かりにくい)」をクリックすると気に入った者同志がマッチングされたり、特定のメンバーに画像を送ったりという機能もあります・・・ただ、どれも使いにくいのです。


「Scruff」「West Fourth」

同じプログラムによって作成されたアプリなので、使い勝手はまったく同じといって良いでしょう。

違いはユーザー層・・・「West Fourth」が若くてキレイ系の髭なしだとすると、「Scruff」は中年ベア系の髭ありという感じでしょうか。

表示は「Online/オンライン中メンバー」「Near/位置情報を元に近所から」「Favorites/お気に入り」「Messages/メッセージのやり取りしたメンバー」そして「Viewers/閲覧者(自分のプロフィールをみたメンバー)」の5つ。

距離などの細かな設定が出来ないので、とんでもなく遠距離のメンバーも表示されます。

この遠いメンバーも表示されるところが結構ミソで・・・世界中のいい男と妄想できちゃうのであります。

まず「Woof!」でアプローチ、そしてメッセージや画像を送り合うことができるわけですが・・・考えてみれば、相手は1万キロ先に住んでいる人なんてことも多々あるわけで、リアルを求める人には不向きかもしれません。

実際に会えない故に、ちょっと大胆になれたりするものですから・・・ここはキッパリと妄想として楽しむことがベストだと思います。

勿論、近くにいるメンバーも表示されるわけですから、リアルを求める人はまず「距離」に注目すべきです。

マッチング機能も搭載されていて、相手のプロフィール内にある「Would you meet ***?」の下の「Definitely/絶対会ってみたい!」「Maybe/たぶん・・・」「Not my type/タイプじゃありません!」をクリックすれば、お互いに「Definitely」だった場合にはお知らせがくるというもの。

積極的に出会うならば、使うっきゃない機能であります。

さらに、プロフィールには「どんな仕事をしているか」「何に興味あるか(趣味でもエッチでも)」「何(どんな相手)を探しているか」「どこに住んでいるか」など、任意で記入出来るので(未記入でも可)それから伺える人柄を見るのも面白かったりします・・・まぁ、英語を読み書きできないとダメですが。


「jack'd」

プロフィール画面が、ちょっとおしゃれなアプリです。

メインの画像をバックグラウンドの壁紙として表示し、通常で3枚、ロック機能付きの画像をさらに2枚アップ出来るのですが、ドカーンと画面いっぱいに表示されるので、iPadだとなかなかの迫力・・・掲載する画像はキチンと吟味しないといけません。

一般的なプロフの他に、自己紹介、好きな音楽、映画、読書など、日本語で記入出来るので、アプリの使い勝手としては、日本人に一番扱いやすいとも言えます。

位置情報を元に近くにいるメンバーから表示なので、基本的に閲覧出来るのは距離的に近くのメンバーのみ・・・さらにリアルな出会いを求めるためのツールとして「年齢」「身長」「体重」「人種」の基本的なプロフィールで表示させるメンバーを絞ることも出来ます。

そして、そして、このアプリの特徴はおせっかい(?)なほどの「マッチファインダー」という機能であります。

これは「West Fourth」「Scruff」よりも、ゲーム感覚的についついやってしまう巧妙な仕組みです。

次々に表示されていくプロフィールの下に「気になる」「保留」「興味なし」の選択肢があり、お互いに「気になる」だったら「Hi」(ここだけは英語なのね)というメッセージがお互いに届くというもの・・・450円分の寄付で「マッチファインダー」の使用制限が3日間使い放題になります。

ここまでお膳立てされていれば、マッチングしましたね~っとさすがの日本人でも連絡を取ってしまうものかもしれません。

ただ、マッチしてメッセージのやり取りしても、実際に会うというのはお互いのコミュニケーション次第ではありますが・・・。


これらの「ゲイ出会い系アプリ」を、ちょっとだけ試してみて・・・ボクが感じたのは、出会い系ツールとしてヒジョーに手軽だということ、そして、コミュニケーションを実際にとってみると双方の温度差の違いというのが結構シビアだということ。

出会い系アプリで、リアルな人間関係を求めるのは間違いではないけど、所詮、お互いを判断しているのは何枚かの画像と自己申告のプロフィール・・・あるとき、さっと冷めてしまうことも、よくあることです。

アプリで相手も自分も常に新しい誰かと出会い続けているような状況ですから、双方の強い意志と思いがないとなかなか実際に会って何らかの関係を(一瞬でも)持つというのは、なかなか難しそうです。

「人生のパートナー」との出会いを求めている人もいれば、「即ヤリ」を探している人もいるし、気に入った相手の「画像収集」にいそしむ人もいるし、とりあえず「友達」って言いながら別な何かも期待している人もいます。

ゲイ・コミュニティーには必ず存在する「イケる」「イケない」によるヒラルキー構造は現実以上に厳しく、グローバルな規模での自分の立ち位置というのを知ることも、新たな発見として楽しむ心の余裕は必要かもしれません。

「出会うこと」「繋がること」が手軽になれば、なるほど、その繋がった先にいる誰かの存在の価値も軽くなっていくような気がしてしまうのも事実・・・でも、確かにリアルに相手は存在しているのです。


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4 件のコメント:

  1. はじめまして。
    出会い系アプリに対して、興味深く読ませて戴きました。
    僕は、先日これらのアプリから撤退しました。
    人間関係に真摯さを求める自分にとっては、
    手軽さを売りにした出会い系アプリケーションを使うのは
    心身ともに消耗するだけでした。
    (犯罪や詐欺に巻き込まれそうになったこともあります)
    アプリの向こう側にいる「人間」の存在価値も軽くなり、
    本来重視すべきコミュニケーションという所からほど遠くなる
    という意見には、大いにうなずけました。
    ただ「グローバルな規模での自分の立ち位置と
    いうのを知ることも、新たな発見として楽しむ心の余裕」
    という一文には、引っかかります。
    ゲイの誰しもが、こういったアプリを使っているわけではないし、
    もしこれがゲイの現状だとし、肯定したら、
    それこそ貧しく、救いが見いだせないからです。
    (かといって、ノンケの恋愛事情がいいというわけではないですが)

    ゲイ同士のつきあいは、
    結婚や出産というしがらみから免除されている分、
    人間関係にもどこか無責任さを許されているところがあるように思います。
    それがこういったアプリで、
    良くも悪くもむき出しになったような気がするのです。

    乱文、お許し下さい。

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    1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. うちも、初めてコメントさせて戴きます。

    上の菜摘さんという方と同じく、
    とても興味深く読んだんですが、
    もうちょっと、突っ込んだ考察があってもいい気がしました。
    仰るとおり、真面目に出逢いを求める人から
    即ヤリを求める人まで、多彩な意図を持っている訳だけれど、
    どこかで締めることも必要なのでは。
    Yahoo!パートナーみたいな、第三者の目というものがないと、
    ただ野放図にアプリばかりが増殖する状態になりそうで。

    また「グローバルな視点」という書いていらっしゃるけれど、
    アクセスの数は多い方がモテやすいと理解するにはいいけど、
    ただ多ければ「天」になる訳でもないですし。

    なんだかんだいって、いまのアプリのあり方に、
    あまり肯定的にはなれないのでした。
    お目汚し御免なさいませ。

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  3. で会いに期待してジャックドにログインしたんですが2/3日後 ログインできなくなりました 多分無修正画像を掲載したせいかな 詳しい方 ログインできなくなったわけを教えてくれますか

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