2012/03/12

アース・ウィンド&ファイアーのコロンビア全15アルバム復刻盤をドドーンと大人買いっ!・・・踊らずにはいられなくなるのと同時に何故か涙が止まらない~EARTH, WIND & FIRE COLUMBIA YEARS~

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ボクが若かりし頃(1970年代後半)アイドルにそれほど夢中になったわけでもなく、といって海外アーティストを聞き込んでいたわけでもなく・・・音楽に関しての興味は「普通の高校生」でありました。都内の私立高校ということもあってか、同級生の一部にはディスコ通いをするような、おしゃれな”不良”(もう死語か?)もいたけれど・・・中学まで横浜市内公立中学に通っていたボクにとっては、ディスコは、とんでもなく怖い世界のように感じてしました。

しかし、高校生活も1年ほどして、六本木に住んでいた一番仲の良かった友人宅に泊まりがけで遊びに行くようになると・・・夜な夜な六本木界隈をうろつくことも経験しました。青山通り沿いにあった「吉野家」で500円(高!)の牛丼食ったり、「カーシャ・マミ」というロシア料理店の常連になって生意気にもボトルキープしたり・・・そんなタワイもないことをしているだけでも16歳の少年にとっては、十分、大人の仲間入りをした気分でした。

そのうち、六本木にも免疫ができて、瀬里奈の前にあった10階建てのディスコビル(スクエアビル)にも足を踏み入れるようになったのです。今では、どの店に行ったことのがあるのかさえ覚えていませんが、当時のボクはまだ16歳の未成年・・・それでも、平然とディスコに入場して、飲酒、喫煙できてしまったのは、ボクの見た目が老けていて、20代半ばぐらいだったからです。

入場料は、男性は3000円、女性は2000円ぐらいだったという覚えがあります。3000円というのは当時のボクにとっては大金だったので、できるだけ元を取ろうという気持ちがありました。その頃のディスコは、バイキング形式で食事ができるシステムだったので、海外から連れてこられた貧しいモデル達と奪い合うように(!?)飲んだり食ったりしていたのであります。そして・・・ナンパなんかには一切興味のないボクは、食べたり飲んだりする以外は、ひたすら踊りまくっていました。





当時、よく踊っていたのがアース・ウィンド&ファイアーの曲でした。海外の音楽には疎かったボクは、アース・ウィンド&ファイアーがどんなグループかは分かっていなかったけど、知識はなくても、アース・ウィンド&ファイアーの曲がかかると、自然に体が動いて踊っていたものでした。中でもボクのお気に入りは「セプテンバー」・・・イントロを聞くと無意識にダンスフロアに移動してしまったものです。当時はプロモーションビデオというのは滅多に製作されていなかったのですが・・・アース・ウィンド&ファイアーのレザービームと使用したサイケデリックなビデオクリップや、古代文明とスペースファンタジーを融合したようなビジュアル/ファッションも、とっても衝撃的でした。

1980年代にニューヨークに移ってからは、何度かマジソンスクウェアガーデンでのコンサートにも足を運びました。スモークやレザーを使用したステージは幻想的・・・ボクだけでなく、白人、黒人、人種に関係なく、曲に合わせて踊る様子は。この世の光景とは思えない、ある種の宗教儀式のようでした。ディスコ・ミュージックの衰退と共に、世間的にはアース・ウィンド&ファイアーは過去のグループという扱いになっていきましたが・・・ボクが人生で一番盛んに夜遊びをしていた1980年代後半には、ニューヨークの一部のナイトクラブ(特にゲイクラブ)で、すでにディスコのリバイバルがあったので、ボクにとっては「ダンス・ミュージック」=「アース・ウィンド&ファイアー」というのは、ずっと変わることはない印象なのです。

先日(2012年3月7日)にアース・ウィンド&ファイアーのデビュー40周年を記念して再発売されたのは、コロンビア時代の全15アルバムをリマスタリングのBlu-Spec CDで、紙ジャケットを再現した完全生産限定盤。メーカーの思惑に完全に乗せられているのは分かっていても、結局のところ、大人買いしてしまう”おじさん”なので・・・勿論15枚全部お買い上げ~。レコードジャケットの質感(特に折り目の部分)から、ライナーシート、レコードスリーブ(肩癖な再現過ぎて文字の解読は不可能!?)、帯までを完璧に再現しているのは、さすが日本企画による日本生産!・・・「大人買いに悔いなし」の素晴らしい仕様です。

コロンビア所属時代のオリジナルアルバムのすべてを聴くのは初めてのこと・・・正直、初めて聴く曲もあったのですが、ボクの前世は「メンバーの一人ではなかったのか?」と思えてしまうほど、サウンドに”郷愁”を感じました。1970年代後半の絶世期を含む1972年から1990年までのアルバムを一気に聴いてみると、リアルタイムの時代性を超えて「アース・ウィンド&ファイアー」という音楽のジャンルのように感じてしまいます。特に「太陽神」(1977年)から「天空の女神」(1981年)は圧巻!リードボーカルを勤めるモーリス.ホワイトとフィリップ・ベイリーの歌声には、どこかしら「憂い」も含んでいて・・・踊らずにはいなられなくなると同時に、何故かボクは涙がポロポロと出てきて止まらなくなってしまうのであります。


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