2014/11/14

二匹目のドジョウならぬ三匹目のドジョウを目指す!?・・・日本市場では成功しているとはいえないフィギュア”課金ゲーム”「ディズニー・インフィニティ」「スカイランダーズ」を任天堂「amiibo/アミーボ」は超えられるか?


2014年12月6日・・・任天堂から近距離無線通信(NFC)を使用してゲームと連動させるフィギュア「アミーボ/amiibo」が発売されます。(このブログを書いている時点では未発売)「アミーボ」は、WiiUのゲームパッドや新型の3DSにかざすと、キャラクターがゲーム内に出現するというユーザーにとっては「夢」のような仕組みであり、メーカー側にすれば巨大なドル箱市場を構築できる可能性を秘めた「課金ゲーム」の仕組みのひとつです。

追加要素を別に販売する「課金ゲーム」というのは、ゲーム創成期からいろいろとありますが・・・最近流行っているのは「妖怪メダル」でしょうか?妖怪ウォッチに装着したり、妖怪メダルランドのサイトで使ったり、妖怪おみくじ神社でバトルしたりと、さまざまな遊び方はあるようですが・・・3DS版「妖怪ウォッチ」にQRコードを読み込ませることでゲー内のガチャを回せたりもします。ただ「妖怪メダル」はプラスチック製のメダルにシールを貼付けた”だけ”もの・・・”モノ”としての価値はないに等しい代物と言っても良いかもしれません。カプコンの3DS版「ガイストクラッシャー」も、属性のあるギア、ミッション、経験値などが追加できる「QRコード」が別売りという「課金ゲーム」・・・ただし、こちらは爆死レベルの売り上げ。ゲーム自体の評価は高いものの、まったく売れていないようで、在庫が投げ売りされています。

フィギュアという付加価値もつけた「課金ゲーム」の先駆者としては・・・読み取り機器を付属させてクロスプラットフォーム(海外ではWii, Wii U, 3DS, PS3, PS4, Xbox360, Xbox One,、日本ではWii, Wii U, 3DS, PS3)で展開しているアクティビジョンの「スカイランダーズ」シリーズ、バンダイの「ディズニー・インフィニティ」(海外ではWii, WiiU, 3DS, PS3, PS4, Xbox360、日本ではWiiU, 3DS)が、既にあります。


アクティビジョンの「スカイランダーズ/Skylanders」シリーズは、第1作の「スパイロの大冒険/Spyro's Adventure」(アメリカでは2011年に発売)が、スクエアエニックスがローカライズ、トイザらスの専売という形で、昨年(2013年)7月に日本でもWii版、Wii U版、3DS版が発売されましたが・・・日本市場で人気があるとは言い難いようです。

「スカイランダーズ」のキャラクターは「スパイロ・ザ・ドラゴン」というプレイステーション用ゲームから派生したオリジナル・・アメリカのアニメっぽいキャラクターデザインは、好き嫌いが分かれそうな気がします。子供向けということもあってかゲームの難易度は低めなのですが・・・カワイイだけでない、ちょっとクレイジーなキャラクターはマニア受けももしそうです。


「スカイランダーズ」を遊ぶために、そこその金額を投資しなければならない要因のひとつは、フィギュアに属性があるという仕様かもしれません。ゲームを進行するためには8種類の属性(火、水、風、土、まほう、ライフ、マシン、アンデッド)を持つフィギュア(ノーマル版で全32種類)が、最低でも1体づつは必要(スターターパックに含まれない属性のフィギュア5種類ある)・・・スターターパックだけでは、ゲームの一部しか遊べません。別売りのアドベンチャーパックを購入しないと行けないエリアやフィギュア(バラ売りなし)があるのです。

しかし、日本ではアドベンチャーパックやフィギュアトリプルパックの出荷がそもそも少なく、販売もほぼ終了・・・「本気で売る気あったの?」であります。日本では「アミーボ」発売を控えて、トイザらスの店頭やネットストアでは、スターターパック、シングルフィギュア、トリプルパック3種、アドベンチャーパック1種の在庫を半額セール中(2014年11月現在)・・・今後、スカイランダーズシリーズの日本向けのローカライズ開発は”しない”ということなので、購入を考えているなら「今でしょ!」です。

「スカイランダーズ」は、アメリカやヨーロッパでは大変人気(主に小学生の男の子に?)らしく・・・2012年には「ジャイアンツ/Giants」(大きくなって戦う)、2013年「スワップ・フォース/SWAP Force」(上半身と下半身を組み合わせる)、2014年「トラップ・チーム/Trap Team」(敵モンスターをキャプチャーして戦わせる)と、毎年新しいシステムをもった新作が発売されています。そのたびに新しい仕様のフィギュアが加わっていくという・・・なんとも”親泣かせ”なシステムなのです。

ゲームの追加や記録機能は、ネットゲームならばデータのアップロード/ダウンロードで済むことなので、今どきフィギュアというアナログな装置である必然性はないのですが、物理的に存在するフィギュアであるからこそ、”コレクター魂”を揺さぶるのでしょうか?特に「スカイランダーズ」シリーズは「レア・フィギュア」の数があまりにも多く・・・コンプリートするのは非常に困難です。


トイザらス専売、ゲーム機本体にのみ同梱、トイフェアにて配布、懸賞でプレゼントなど・・・希少価値を高めてしまう要因はあるのですが、同じキャラクターのフィギュアでも世代があったり、シルバー、ゴールド、グロー・イン・ザ・ダーク、クリスタル、メタリック、レジェンダリー、ダークなど、さまざまな仕様の「レア・フィギュア」が存在します。そのため「ebay」で、トンデモナイ価格(1体数万円とか)で取引されているモノもあったりするのです。シリーズの下位互換性はあるので、手持ちのフィギュアは無駄にはならないようですが・・・全4シリーズの(レアを含めた)コンプリートを目指そうものならば、軽〜く100万円以上の投資は必要かもしれません。

「スカイランダーズ」シリーズが欧米で売れたのには、フィギュアを介してリアルな生活圏をネットワーク化させたというがあるかもしれません。「スカイランダーズ」を持っている友人と、自分が育てたキャラクターで”協力プレイ”を可能にするというのは、インターネット上の見知らぬ誰かと繋がるよりも(特に対象としている小学生には)安全とは言えるのですから・・・。また近年、子供に大金を投じることが親のステイタスのようになってきているアメリカでは、多額の投資を必要とするフィギュアの「課金ゲーム」は、親の豊かな財力の”証”になっているのかもしれません。


「スカイランダース」によって本格的に開拓されたフィギュアによる「課金ゲーム」市場に、二匹目のドジョウを狙って参入したのが、2013年7月アメリカで発売された「ディズニー・インフィニティ/Disney Infinity」であります。なんたって・・・豊富なキャラクターの宝庫であるディズニーなのですから、爆発的に売れて当然です。(と日本でも思われていた?)

ボクのような”おじさん世代”に馴染みのあるクラシックのディズニーキャラクターよりも、比較的、最近制作されたピクサー作品からのキャラクターが多く・・・「MR.インクレラブル」「モンスターズインク」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「トイストーリー」「ローン・レンジャー」「カーズ」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「シュガーラッシュ」「塔の上のラプンツェル」「アナと雪の女王」「フィニアスとファーブ(ディズニーチャンネルのアニメ)」というラインナップ。唯一クラシックなキャッラクトートしては「ファンタジア」の魔法使いの弟子からミッキーマウスがあります。


すでに、アメリカでは今年(2014年)9月に「ディズニー・インフィニティ 2.0」が発売されていて、ディズニー社が買収したマーベルコミックスからのキャラクターが大量導入されています。ドナルドダックやティンカーベルの往年のディズニーキャラクターも登場するようですし・・・将来的には、制作権利を買収した「スター・ウォーズ」シリーズのキャラクターも登場するかもしれないので、これまでのどちらかというと”お子様向け”から脱却して、ますます裾野は広がりそうです。

ボクは”3DS版”「ディズニーインフィニティ」購入後、ひとつふたつとフィギュアを買い足していたのですが、しばらくして”WiiU版”も購入してからハマり・・・フィギュアとプレイセットを買い揃えました。しかし「ディズニー・インフィニティ」には、フィギュアだけでなく(!)キャラクターをパワーアップさせたり、ゲーム内でのアイテムを追加したりする”パワーディスク”というオプションが用意されており・・・さらなる課金への罠が待っています。

パワーディスクはランダムな”くじ”の2枚単位での販売(各500円くらい)という”姑息な”パッケージング・・・袋を開けてみるまでは何が入っているか分かりません。いくつか”レア”もあるのでコンプリートするためには、重複覚悟で購入することになります。シリーズ1に20種、シリーズ2に20種、シリーズ3に17種、”トイザらス”専売の10種の計67枚が存在しているようです。パワーディスクのコンプリートセットが、ebayなどではプレミア価格で取引されていることは言うまでもありません。


2000円以下で投げ売りされている”3DS版”は、すごろく形式のミニゲーム集という”ガッカリ”仕様なので、どちらかの「ディズニーインフィニティ」を購入するならば、アクションアドベンチャーゲームの「プレイセットモード」と箱庭的バーチャルワールドを作れる「トイ・ボックスモード」を備えた”WiiU版”の方がオススメです。

追加でフィギュア、プレイセット、パワーディスクを購入しなくても、スターターパック(WiiU版8000円くらい)だけも、そこそこ楽しめることはできますが・・・「MR.インクレラブル」「モンスターズインク」「パイレーツ・オブ・カリビアン」からのキャラクターのフィギュア”だけ”は全部持っていると(その作品に登場するキャラクターのみでプレイ可能)、スターターパックに含まれている「プレイセットモード」を、より楽しめると思います。

さらに、別売りのプレイセット(各3500円くらい)「トイストーイー」「カーズ」「ローン・レンジャー」を買うのであれば、それらのフィギュアも揃えて購入した方が良いでしょう。こうして・・・次々とフィギュアを買い足すようになっているのが、まさにマーケティングの罠であります。「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「シュガーラッシュ」「塔の上のラプンツェル」「アナと雪の女王」「フィニアスとファーブ」からのキャラクターと「ファンタジア」のミッキーマウスは「トイ・ボックスモード」でのプレイを前提としているので、それらのキャラクターを操作したいのであれば購入すれば良いでしょう。

「ディズニーインフィニティ」は「スカイランダーズ」ほどの”惨敗”ではないようですが・・・日本市場で大ヒットしている様子はありません。そもそも店頭販売しているお店が少なく、日本国内での流通量が少ないのか、入荷時期によっては定価より高く取引されているフィギュアやパワーディスクがあったりします。

「ディズニー・インフィニティ」のレア・フィギュアは、トイザらス専売のクリスタル仕様ぐらい(全7種のうち日本では1種のみ販売)ですし、レア・パワーディスクが存在するものの種類は少なめ。トイザらス専売のゴールドシリーズは、中にどのレア・ディスクが入っているか分かるようになって販売するという優しい仕組みだし、ディズニーシリーズでもレア・ディスクは4種類ほどだけ(シリーズ1に3種類、シリーズ3に1種類)しかありません。それなりの投資は必要ですが・・・フィギュアやディスクのコンプリートも、まぁ非現実的ではないです。


また、フィギュア、パワーディスク、プレイキットは、輸入版と日本版はまったく同じモノなので互換性があり、輸入版を購入しても問題なし。ゲーム内の言語はスターターパックに依存しているらしく、輸入版のフィギュアをスキャンしても、キャラクターは日本語でしゃべります。ただ、これって考えてみると・・・ゲームのシステム内部にキャラクターのボイスが、すでに収録されているってことなのでしょうか?・・・だとするとフィギュアは新しい要素を追加するというよりも、ロックされているデータを解除する「鍵」なのかもしれません。

ゲームの進行や成績によって追加要素が増えてもいくのですが・・・フィギュア、パワーディスク、プレイセットなどを追加購入しないと、手に入れなられない要素が結構あるので、なんだかんだで親泣かせです。小出しに分けての切り売りや、運ませな”くじ”販売というのは、ちょっと前に社会問題になったネットゲームの”ガチャ”の課金地獄のビジネスモデルと、潜在的には似ているような気がしてきて・・・ゲームの奥深さより”あざとさ”を感じてしまいます。


「ディズニーインフィニティ」よりも前の去年4月(2013年)・・・実は、任天堂/株式会社ポケモンからも「フィギュア課金ゲーム」として「ポケモンスクランブル U」(ダウンロード専用)が発売されていました。ゲームを遊ぶのにフィギュアが絶対に必要というわけではなく・・・”お助けポケモン”がゲーム内に、フィギュアを読み取らせることで出現すると言う仕組みで、ゲーム進行を優位にできるという”おまけ”的な存在です。


ポケモンセンターのカプセル玩具販売機(くじガシャポン)で、200円で入手できた「ポケモンスクランブル U」専用のフィギュアの販売は、既に終了。カプセル玩具販売機にはお馴染みのレア・フィギュアも存在していましたが、転売屋の大人が商材にしていたという感じで・・・正直、「課金ゲーム」用のフィギュアビジネスとしては成功したとは言い難い結果です。「ポケモンスクランブル U」は、ある意味「アミーボ」の試験的な運用だったのかもしれません。


満を持して(?)任天堂から発売される「アミーボ」・・・フィギュア1体の販売価格が約1200円というのは「課金ゲーム」用のフィギュアとしては平均的。可動するアクションフィギュアなどと比較すると確かに安いのですが・・・ゲームとのデータ記録装置としての付加価値がなければ、サイズや質感からいうと半額ぐらいが妥当な気もします。・・・とは言っても(「ポケモンスクランブル U」用のフィギュアは論外として)現在1000円ほど(販売開始当初は1200円ほど)で販売されている「スカイランダーズ」シリーズのフィギュアよりは、しっかりとは作られているような印象です。

ピーチ、マルス、ゼルダなどの人物キャラクターは細かいディテールまで作り込んでいる一方・・・ピカチュウ、ヨッシー、カービィなどのマンガっぽいキャラクターは結構シンプルな作りになっています。販売価格は同じでも、キャラクターによって生産コストには大きな差がありそうです。ただ、コストがかかってるという理由でフィギュアを選んでも、思い入れがないのでは本末転倒。自分のお気に入りのキャラクターのフィギュアを育成/成長させて楽しむというのが「アミーボ」の王道の遊び方のような気がします。

しかし、製品版の「アミーボ」の品質は、紹介映像で使われているプロトタイプよりも落ちるという噂も、すでに囁かれています。プロトタイプでは透明のフィギュアを支える支柱が色付きになっていたり、色合いがくすんでいたり、ペイントのように見えた柄がシールになっていたり、顔つきが雑な仕上げになっていたり、細かなディテールが省かれているというのです。まぁ、こういうことは高価なフィギュアでもあることではありますが・・・同価格帯の「ディズニー・インフィニティ」用のフィギュア程度のクオリティでないと、子供騙しのギミック玩具としてユーザーに飽きられてしまうかもしれません。


「アミーボ」と先発の「スカイランダーズ」「ディズニー・インフィニティ」との違いのひとつは・・・複数のフィギュアと追加パックを購入しないと、満足にゲームを進められない「スカイランダーズ」「ディズニー・インフィニティ」に対して、「アミーボ」は自分のお気に入りのフィギュア(とりあえずはスマブラ用に3体くらい?)を成長させて遊ぶことを、推奨しているような仕組みなところではないでしょうか?キャラクターによって独自のアイテムがゲーム内で入手できるようではありますが・・・コンプリートを目指すコレクターだけでなく「ちょっと試しに・・・」というライトユーザーでも十分楽しめそうな仕様は「任天堂らしい」気がします。

専用ゲームや読み取り機器を必要せずに(Wii UとNew Nintendo 3Dの場合)、今後さまざまな任天堂ゲームで「アミーボ」が使えるところも柔軟性を感じさせます。ただし・・・かきこみできるゲームデータは、ひとつのフィギュアにひとつのゲームだけ。ひとつのフィギュアをかきこみで複数のゲームで使い回しはできない仕様らしいのです。例えば、スマブラで育てたマリオを、他のデータのかきこみを必要とするゲームで使いたい場合、スマブラのゲームデータを消去するか、もうひとつマリオのフィギュアが必要となるということです。

発売時の「アミーボ」対応ゲームはWii U 版の「大乱闘スマッシュブラザーズ」(すべてのフィギュアがよみこみ/かきこみ対応)のみですが・・・Wii U版「マリオカート8」(マリオ、ピーチ、ヨッシー、ドンキーコング、リンク、フォックス、サムス、カービィ、ルイージ、キャプテン・ファルコン、トゥーンリンクが対応)「ゼルダ無双」(リンク、トゥーンチンク、ゼルダ、シークが対応)「進め!キノピオ隊長」「タッチ!カービィ スーパーレインボー」「マリオパーティ10」、3DS版「大乱闘スマッシュブラザーズ」「エースコンバット3D クロスランブル プラス」に対応する予定。よみこみ”のみ”対応の場合は、ゲーム内のアイテムやスキンを入手できるという、アンロックの鍵のような仕様ということのようです。ボク個人的には「どうぶつの森」に「アミーボ」が対応したら遊び方が広がるのではないかと、期待しています。

先月末(2014年10月30日)に行なわれた株主向けの質疑応答では、将来的に「アミーボ」はフィギュアだけでなく(!)さまざまな形(小さくて安いフィギュアなど)で展開する計画を発表・・・「どうぶつの森」には、購入しやすい”カードにアミーボ機能を移行させるという構想があるようです。単価が安い(2枚組で200円ぐらい?)のカードであれば、子供のお小遣いでも買うことができますので、ゲームボーイアドバンスのカードeリーダーのようなシステムが復活というところでしょうか?”カード”型「アミーボ」は、おそらくよみこみ専用・・・ゲーム内のアイテムを入手するために、あれやこれや「アミーボカード」を買わされる課金の底なし沼にもなりそうです。

余談ですが・・・任天堂から「アミーボ」が発売される2日前(2014年12月4日)に、バンダイナムコゲーム社から”フィギュア”や”チップ”を付属のリーダーで読み込ませて遊ぶ「仮面ライダー サモンライド」(Wii U版、PS3版)が発売されるようです。フィギュア(計16体?)の追加購入でゲームに平成仮面ライダーを登場(召還)させることができるというフィギュア「課金ゲーム」の典型的なシステム・・・読み取りリーダーのデザインから分かるように「スカイランダーズ」と似た仕組みを採用(パクリ?)しているようです。食玩(フィギュア付きのラムネ菓子全5種)や、ガシャポン(チップ全10種)との連動など、仮面ライダーブランドらしいドメスティックなマーケティング展開される模様・・・ただ、何故よりにもよって「アミーボ」発売直前のタイミングなのでしょうか?


「アミーボ」のフィギュアは、日本では発売開始時に18体、来年(2015年)1月22日に8体、2月に3体と・・・今のところ29体の発売が決まっています。スマブラで使えるキャラクター全てが発売されるのかは不明ですが・・・それほど需要があるとは思えないようなキャラクター(WII Fitトレーナーとか?)もあったり、対応するゲームがスマブラ以外考えられないキャラクターもあったりするので、売れるモノと売れないモノの格差がでてくることは明らかです。半年後にはバーゲンコーナーで投げ売りされているキャラクターもあるかもしれません。今現在のアマゾンでの売り上げランキングをみると、日本では「リンク」「マリオ」「カービィ」あたりが売れているようです。

商品の性質上、フィギュアのバリエーションは数多く必要・・・生産数が需要よりも少ないと売り時を逃すことになるし、逆に在庫を抱え過ぎて投げ売りになると、購買意欲は失われてしまうものであります。前出の「ガイストクラッシャー」「スカイランダーズ」に於いては、ゲームソフトの販売数が伸びない→追加フィギュアが売れない→商品が市場に出回らない→転売屋によって価格が高騰する→ますますソフトもフィギュアも売れなくなる→在庫整理で残ったスターターパックや追加フィギュアが投げ売りされる・・・という悪循環に落ち入ってしまったようです。一時的に在庫切れしても、多少の飢餓状態を生む方が、任天堂にとってはプラスのように思えるので、過剰な在庫を抱えるリスクを回避するためにも、バリエーションは増やしても生産数は抑え気味という可能性があります。

そもそも、現世代の家庭用ゲーム機に於いて、後発の「PS4」と「Xbox One」に出荷台数ではとっくに抜かれてしまっている「Wii U」・・・「アミーボ」によるゲーム機本体の販売促進の方が、任天堂の本当の狙いなのかもしれません。実際、ボク自身も「ドラクエ10」を休止してからは、殆どWii Uを起動することもありませんでしたが、最近になって以前購入していたゲームを再び遊び始めていたりしていますから・・・。「アミーボ」がビジネス的に成功するか否かに関わらず、手に入りにくくなるフィギュアもあるかと思われるので「このキャラクターだけは欲しい!」というのがあれば、発売日前に予約しておくのが無難でしょう。


 

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