2011/07/25

”エロ画像”ブログで、まさかの”アルファリブロガー”になってしまったらしい(恥)!・・・「Twitter/ツイッター」「Facebook/ファイスブック」に続く「タンブラー/tumblr.」



「タンブラー/tumblr.Twitter/ツイッター」「Facebook/ファイスブック」なようなソーシャル・ネットワーク・ツールのひとつで、最近では「タンブラー」で「ブログ」っていう人も増えてきたようです。画像、テキスト、リンク、オーディオ、動画など何でも簡単に取り込めることのできる「オンライン・スクラップブック」というのが基本的な使い方だと思うのだけど、ユーザーによってさまざまな用途に使えるところが面白いのです。

Twitter/ツイッター」でネット上の画像、動画、記事にリンクさせることもできるけれど、基本は「140文字までのつぶやき」であります。世界的にも日本人の”つぶやき数”というのは多いそうで・・・レスポンスを「求めない」「期待しなくても良い」「する必要がない」という、ゆる~い自己発信のコミュニケーションというのは、現代日本人の習慣にぴったりだったような気がしてしまいます。

「次はこれだ!」と言われつつも爆発的な流行になっていないのが「Facebook/ファイスブック」であります。実名登録が基本というのは、匿名によって”素”になることのできる日本人にとって「リア充」を求められる敷居の高さを感じさせるのかもしれません。高学歴だったり、大企業に勤めている人にとっては「繋がること」によって、自己の付加価値を高める効果はあるのかもしれませんが・・・。また「いいね!/Like」などのコミュニケーションツールも便利ではあるけど、リアルと密接に繋がっているだけに、こっちにしたならあっちにも・・・と、リアルの人間関係の面倒臭さも引きずってしまいうこともあるようです。

Twitter/ツイッター」にしても「Facebook/ファイスブック」にしても画像(写真)というのは、大きな要素を占めていると思うのですが・・・「タンブラー/tumblr.」は画像、音声データ、動画などが中心となるので、文章を書くのが苦手でも大丈夫。適度な匿名性を保ちつつ、自分の感性をあちこちから集めるだけで発信出来てしまうのです。スクラップブック感覚で、ブログでも、アルバムでも、データベースでも、出来てしまうというのが「タンブラー」の最大の特徴かもしれません。

また、自分のメインページのデザインも何百はあるであろう「テーマ」から選ぶだけで良いのです。普通にデザインの良いブログと思っていたサイトが、実は「タンブラー/tumblr.」であったなんてことも、よくあります。

登録はとっても簡単・・・「タンブラー/tumblr.にアクセスして(日本語対応している)、メールアドレス(ウェブメールでもOK!)、パスワード、URL(半角英文字、数字、ハイフンで好きなアカウント名)を入力して「はじめる!」をクリックします。すでに登録されている時には、登録されていないアカウント名を入力するまで先には進めません。

新規登録出来るとなると、今度は「自分がbotではなく人間であることを宣明・誓約いたします!」という、ちょっと変な英文直訳のアラートが出てきますので、上に書かれた手書きのようなアルファベットの羅列を入力します。場合によって、文字が解読しにく事もあるので、そういう時には二つの矢印マークをクリックすると、新たなアルファベットが現れます。とにかく性格に表示されているアルファベットを入力する必要があります。

ログインすると自分のアカウントの「ダッシュボード/Dashboardになります。日本語で「まずは最初の投稿を書いてみましょう!」というメチャクチャでっかいアラートが出現しますが、とりあえずは「×」マークをクリックして、ブログのカスタマイズに進みましょう。タイトルは日本語でも大丈夫ですが、世界発信(!)を視野に入れて「アルファベット」というのも良いかもしれません。勿論、未定のまま先に進んでも問題ありませんし、後からカスタマイズでタイトルだって変更出来るので、あまり構えなくても良いのです。プロフィール画像は、顔出しても問題なければ自分の画像を使っても良いし、別に好きな画像でもイラストでも良いのです。これも後から何度でも変更出来ます。

Show all appearance options」というのをクリックすると、自分のメインページの見た目をカスタマイズするためページに移ります。プロフィールにはブログタイトルとその説明文を入力。テーマ編集で好きなテーマを見つけてクリックして「保存して終了」すれば、即座にテーマは反映されます。もっとたくさんのテーマから選びたいのであれば「他のテーマを見る」をクリックして、好みのテーマを選びます。

ただ・・・この「テーマ」というのは、サンプル画像はあくまでもサンプルで、投稿内容によって見た目はかなり違ってきますので、ある程度の投稿をしてから、改めて選択してみても良いのかもしれません。また「テーマ」によってカスタマイズできる要素や、ブログに表示するメニューなども違うので、何種類も設定してみて、その中から自分の好きな「テーマ」を選んでいけば良いのです。HTML編集に自信のある方は、独自のカスタマイズに挑むことができます。ちなみに、ボク自身は選んだ「テーマ」をそのまま使っています。

登録の際に入力したメールアドレスに「登録メールアドレス確認」というタイトルのメールが届いているはずなので、そのメールにあるリンクをクリックすると「ありがとうございます。あなたは素晴らしい人です!」というまたまた妙な英文直訳の日本語メッセージが出てきますが、「Tumnblrへ飛ぶ」をクリックして、自分のダッシュボードに戻ります。

この段階で自分がフォローしているのは、タンブラーのスタッフのみ・・・ダッシュボードの右上フォローのすぐ下にある追加と削除をクリックすると、注目のアカウントやジャンル別にお薦めのアカウントのリストが現れるので、とりあえず面白そうなのをフォローしてみても良いでしょう。フォローすると「Twitter/ツイッター」のタイムラインのように、フォローした人の投稿がダッシュボードに表示されます。そして、このフォローというのが、タンブラーの”要”とも言える「ダッシュボード」の内容の善し悪しを左右するのです。

ツイッターにもある「リツリート」と同じ機能なのが「リブログ/再投稿」という仕組みで、タンブラーは自分自身からの投稿だけでなく、何をリブログしているかというのも大切な要素となるのです。投稿の右上にある「リブログ/reblog」のクリックで自身の投稿としてメインページに表示されるようになり、「♥マーク」のクリックでダッシュボードの「スキ」に登録ということになります。個人的にコレクションするものは「♥マーク」で、フォロワーとシェアしたものは「リブログ」=再投稿というのが基本でしょうか・・・。そんあことを繰り返すうちに、自分でも気付かなかった趣味嗜好が発見出来たりするのです。

リブログ/再投稿の際には、新たにコメントを付け加えることも可能なので、ユーザー間の「クチコミ」的な要素もあります。誰が「リブログ」して、「スキ登録」したのかの履歴も残るので、人の興味を惹いた投稿がその履歴の数で分かるというのも面白かったりします。こうして「ある記事」「ある画像」が誰かのリブログによって広まっていくのです。

「Safari」などの一部のブラウザでは、メニューバーに「tumblr.」というを登録することで、どこかのサイトを閲覧中にクリックだけで投稿出来てしまうという手軽さも捨てがたいです。やはりリブログしているだけでは、コンテンツは偏りがち・・・そこで自分自身の撮影した画像を初め、ネット上で見つけた情報や画像も積極的に投稿したいもの・・・そして、元々自分がアップロードした投稿が、時間を経て再びダッシュボードに現れるなんてことも起きたりすると、何とも嬉しかったりします。

さて、ボク自身は「おかしスクラップ」というタイトルで「タンブラー/tumblr.」をやっていますが、殆ど休止状態・・・たまに気が向いたときにリブログや投稿をしている程度で、フォロワーも限られた知り合いぐらいです。しかし、裏アカウントで自分のためにこっそりやっていたエロ画像のスクラップブックのアカウントがフォロワーをドンドン増やしていて、現在すでに1万人突破・・・小さなコミュニティー内かもしれませんが、ある種の”アルファリブロガー”状態になっているのであります。

しかし、ボクのやっていることは自分ので撮影した画像を投稿しているわけではありません。自分のエロ画像だけ投稿するというネット上のポルノスターもいらっしゃいますが・・・・ボクの場合、殆どというか、すべてがタンブラーでフォローしてる人の投稿(または再投稿)を「リブログ/再投稿」しているだけなのです。画像の著作権なんてタンブラーの世界ではないに等しいようで、リブログ/再投稿という形式であることが権利の意識を希薄にしています。「著作権」だの「肖像権」だのを振りかざしても、もうどうにも収拾が取れないという状況ではあります。

ネット社会になって、ますます編集能力ばっかり評価される風潮にボク自身強い反発を感じていたのですが、エロ画像コレクションに関しては、完全なる「編集者/エディター」に徹したことが、ボクと似たような嗜好の人に受けたのかもしれません。ただ正直言って、エロ画像ブログ、フォロワーが増えたことを喜こぶべきなのか自分でも複雑な気持ちでして・・・まさか、自分のエロ画像の収集/編集能力が、(世界的規模で)これほど評価されるとは思っていませんでした。できるなら、デザインブログとかで評価されたかったです・・・。ただ、世界のどこかの知らない人から「あなたのブログは素晴らしい!毎日オナニーのネタにしています!」なんて熱いメッセージが送られてくると・・・「誰かの役に立っているなら、頑張ってエロ画像をリブログし続けよう!」という気持ちになってしまうのであります。

さて、何人ものフォロワーからも質問されることなのですが「何故、そんなにフォロワーが増えたのか?」ということです。ボク自身も正直言って決定的な方法というのは分からないのですが・・・まずは、再投稿の頻繁で数が多いということ。一日に100件程度はリブログしています。ゲイのエロ画像といっても嗜好はさまざま・・・ボクなりに「これは萌え!」という厳選したエロ画像(なんか、自分で言っていて恥ずかしいけど)を再投稿しているので、似たような嗜好の人の”ツボ”は押さえているのでしょう。まぁ・・・それだけボクの趣味嗜好が凡庸なんだと思いますが。

それとボクが活用しているのが・・・「予約投稿」という機能。これはある一定の時間の間に自動的に投稿をしてくれるという便利なモノで、これによって自分自身が手動で再投稿しなくても、勝手に連続投稿してくれるというわけなのです。URLを入力して再投稿という形で予約することも可能ですが、ボクは一度パソコンに保存した画像を投稿しています。一日の投稿可能な容量は10MB、または予約登録300件までに制限されていますが十分過ぎる件数でしょう。この「予約投稿」によって、24時間、投稿を続けることで、新たなたくさんのユーザーの目につきやすくなったようです。この機能を活用し始めてから、倍々ゲームのようにフォロワーは増え続けました。

裏アカウントの遊びなので、飽きたら辞めるつもりです・・・年齢/人種などは一切明かさずに、完全な匿名で行なっているし、エロ画像ブログをやることで利益を生んでいるわけでもないし、フォロワーに対して別に影響力もあるわけでもないのだから。ただ・・・多くのフォロワーが存在することで、そう易々と辞めるわけにはいかないという使命感のようなモノも感じてしまったりします。

結局、ボクはインターネットに翻弄されているだけなのでしょうか?

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