日本に帰国してから、8年ちょっと経ちます。
ただ、18歳から20年ほどアメリカ東海岸で育ったので、食べ物に例えれば「輸入の和牛肉」とか、「カリフォルニアロール」みたいな存在だなぁ・・・と、自分のことを思う時があります。
ま、別に食べ物に例えなくても良いんですが・・・。
霜降りの和牛なのに牧場は日本じゃない・・・というか、アボカド巻いているんだけど、これも寿司なの?というような。
でも、それはそれで美味しかったりすることもあるので、海外養殖モノだからって、妙に敬遠とかはして欲しくはないのです。産地偽装をしているわけでもないんだし・・・。
ただ、どうしても純国産モノと、ズレてることもあったりします。身近なところでは、英語を語源とした言葉の発音。
日本語が元で、英語にもなっている言葉って最近増えています。
古いところでは「Honcho」「Karaoke」「Teriyaki」とか、最近では「Otaku」「karoushi」「Bukkake」とか・・・
これらの日本語を、わざわざ英語のアクセントで、発音する日本人っていません。
だって日本語だから。
元々、英語の言葉なのに日本語でも使う言葉を日本語のアクセントで発音するというのは、ある種の翻訳作業が必要だったりするのです。
つい、ネイティブっぽい発音してしまっても、格好つけているわけじゃないんです!
でも・・・海外生活で言葉の壁を感じて生活して帰国した人ほど、日本人相手だけに、発音が英語っぽくなるという人もいたりする。
結構、ややこし~です。