めのおかしブログ

〜クィア視点による獣道的映画のはなし〜

2019/02/04

もう「ギリシャの新しい波」ではなく「ヨーロッパ映画界の担い手」なのよ・・・ヨルゴス・ランティモスの最新作は”やっぱり”不思議なシニカルコメディ~「女王陛下のお気に入り/The Farvourite」~

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「籠の中の乙女/Dogtoooth」(2009年)から注目してきた「ギリシャの新しい波」を代表するギリシャ人映画監督ヨルゴス・ランティモス・・・「ロブスター/Lobster」(2015年)以降は、活躍の場をイギリスに移して、英語による作品を制作しています。映画の中の言語...
2019/01/11

メル・オドン(Mel Odom)の妖艶な”まなざし”を思い出して・・・1980年初頭のニューヨークの空気を昇華させたイラストレーター

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1970年代後半から1980年代、イラストレーターとして人気を博したメル・オドン(Mel Odom)を覚えている方っているのでしょうか?1980年代前半には、日本でも広告や雑誌に掲載され、画集も出版されたほどなので、彼の名前を知らなくてもイラストには見覚えがある方もいる...
2018/12/15

第1回ゴールデンラズベリー作品賞受賞の”最低ミュージカル映画”・・・ほぼオリジナルのヴィレッジ・ピープル(Village People)とディスコファッションの”タイムカプセル”としての再評価?~「ミュージック・ミュージック/Can't Stop the Music」(1980)~

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アカデミー賞の授賞式のシーズンになると、話題になるのが”ダメな映画”に捧げられるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)なのですが・・・記念すべき第1回の作品賞を受賞したのが、ヴィレッジピープルが出演した「ミュージック・ミュージック/Can't Stop the Mu...
2018/11/26

”モラル”があった時代だからこそ”演じがい”のあったサディ・トンプソン(Sadie Thompson)という役を演じた三人の女優〜グロリア・スワンソン「港の女」/ジョーン・クロフォード「雨」/リタ・ヘイワース「雨に濡れた欲情」〜

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サマセット・モームの短編小説「雨/Rain」(発表時は「サディ・トンプソン/Sadie Thompson」という題名)は、発表後すぐに舞台化され、演技派女優にとっては”演じてみたい役”のひとつかもしれません。「雨」を原作とした映画は、サイレント時代、トーキー初期、3D映...
2018/10/13

「アメリカン・ギニーピッグ」シリーズが続々リリース!・・・血まみれの”エクソシスト”とイタリアの”ギニーピッグ”オマージュ~「アメリカン・ギニーピッグ:ソング・オブ・ソロモン(原題)/American Guinea Pig: Song of Solomon」「アメリカン・ギニーピッグ:サクリファイス(原題)/American Guinea Pig: Sacrifice」~

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あの「ギニーピッグ」リリーズの”正統な”スピンオフとして、ステファン・バイロ氏率いるアメリカのアンアースド・フィルムス(Unearthed Films)から、シリーズ3作目となる「アメリカン・ギニーピッグ:ソング・オブ・ソロモン(原題)」と4作目となる「アメリカン・...
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