めのおかしブログ
〜クィア視点による獣道的映画のはなし〜
2013/02/02
”日本のカワイイ文化”と”見世物的クラブシーン”を融合した(?)日本人デザイナー・・・”日本人のメンタルの弱さ”と”総合的デザイン力の欠如”が露呈してしまったのかも!?~「プロジェクト・ランウェイ・シーズン10/Project Runway Season 10」~
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2004年からアメリカで放映されている「プロジェクト・ランウェイ/Project Runway」が、遂に「シーズン10」を超えました!番組の内容については、以前 「めのおかしブログ」 で「プロジェクト・ランウェイ」について書いたことがあるので、良かったらご覧下さい。 ...
3 件のコメント:
2013/01/24
向田邦子の台詞を巧み紡いだ魔性の女優たち競演の舞台!・・・オリジナルの「品性」「エグさ」「斬新さ」は超えられない!~2013年舞台版、森田芳光監督映画版、NHK土曜ドラマ版「阿修羅のごとく」~
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NHK土曜ドラマ枠(午後9時から)で放映されていた「阿修羅のごとく」は、舞台となる1979年の”リアルタイム”で制作されていたこともあって、向田邦子の代名詞となっている「昭和の家庭」を懐古するようなノスタルジーさを感じさせるというよりも「”斬新なホームドラマ」でありまし...
2013/01/22
さりげなくゲイのおじいさんが登場する大人映画・・・でも、さわやかなエンディングは迎えさせてもらえないの!~「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」~
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ゲイ(同性愛男性)のキャラクターを扱う場合・・・女装の狂言回し役だったり、サイコパスの犯罪者であったり、哀れむ対象であったりということが、多かった時代というがありました。今ではそんな意識はすっかりなくなった・・・と言いたいところですが、女装やオネェ言葉は、いまだに笑える...
2013/01/20
追悼・大島渚監督・・・超低予算映画でありながら斬新なアイディアで不条理な国家権力を皮肉った革命的な一作!~ATG映画「絞死刑」~
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2013年1月15日大島渚監督が亡くなられた。1996年に脳出血で倒れてから、一度は「御法度」で監督復帰するものの、病状が悪化して闘病生活を送られていました。言語障害や右半身不随のリハビリの様子をテレビのドキュメンタリー番組で拝見したときには、とても心が痛みました。心より...
2013/01/09
宇宙の中にひとつの命として存在する私、地球温暖化と格差社会、少女の父親との死別・・・場所、人種、時代を超えた普遍的な寓話~「ハッシュパピー バスタブ島の少女/Beasts of the Southern Wild」~
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最近、ドラマだけではなくバラエティ番組や宣伝のイベントにも”ひっぱりダコ”になっているように「子役」・・・現場の空気を読んで、自分の言葉で切り返す能力までもが求められているようで、大人が期待する子供らしい”かわいさ”を演じている「こども大人」ようで、キモち悪く感じることが...
2012/12/30
男同士のバディを卒業して一生の伴侶として女性を選ぶことで一人前の男になる・・・”男性向け恋愛映画”による、ある洗脳~「テッド/ted」~
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日本では、それほどポピュラーな映画のジャンルないんだけど、アメリカでは盛んに制作されているのが「男性向け恋愛映画」・・・といっても、ブロンドのおねえちゃんが脱ぐだけのセクシー映画というのではなく、男性目線で楽しめる恋愛映画というのでもなく、恋愛下手な男性に「どのように...
2012/12/14
”男の子になりたい女の子”と”女の子になりたい男の子”・・・トランスセクシャル=性同一障害も男の子と女の子ではまったく違うのね~「トムボーイ/Tomboy」「ぼくのバラ色の人生/ma vie en Rose」~
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”性同一障害”については、この「めのおかしブログ」で何度か取り上げてきました。「LGBT」というセクシャルマイノリティという分類において、レズビアン、ゲイ、バイセクシャルと共に並び語られるトランスセクシャルなのですが・・・ボクは違和感を感じてきました。 レズビ...
2012/11/22
実在モデルを妄想した「女芸人ブーム」の考察・・・重箱の隅を突つくような”分析”と畳み掛けるような”皮肉”~「幸いは降る星のごとく」橋本治著~
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「橋本治」という作家/評論家は、ボクにとって特別の存在であります。十代後半から二十代前半という”大人”としての成長期に多大なる影響を与えられました。大袈裟ではなく・・・ボクという人間の人格形成は、橋本治の著書によって構築されたといっても過言ではないほどなのです。 ...
2012/11/10
既婚のおじさんゲイが若い男に夢中になると”悲劇”なの!・・・イスラエルと南アフリカの同性愛映画~「Eyes Wide Open/アイズ・ワイド・オープン」「Beauty/ビューティー」~
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円満な家庭生活を送りながら、実は男ともセックスしているという「既婚者ゲイ」というのは、世間で想像する以上にに存在していると思います。日本は、不倫に対しては比較的寛容だし、同性愛に対しての理解も年々広がりつつあります。しかし、既婚男性が「ゲイ」として自覚しつつ、他の男性...
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