めのおかしブログ
〜クィア視点による獣道的映画のはなし〜
2012/09/28
平等な管理社会だからこそ”努力”も”労力”も報われる!?・・・MMORPGオンラインゲームのコミュニケーション苦手でもハマれたわけ~「ドラゴンクエスト X オンライン 目覚めし五つの種族」~
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おそらく、ボクはギリギリで「ドラクエ世代」にはなるのだろうけど、第1作目のファミコン版「ドラゴンクエスト」が発売された時(1986年)には、すでに結構な大人(23歳)・・・その頃、住んでいたアメリカでも、ファミコンと同じ「NES/ニンテンドー・エンターテイメント・システ...
2012/09/15
いろんなホラー映画ぜ~んぶ入り!・・・「13日の金曜日」のパロディどころじゃない風呂敷の広げっぷりが、あっぱれ!~「キャビン/The Cabin in the Woods」~
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いわゆる「13日の金曜日」系のティーン・ホラー映画のパターンは、繰り返し焼き直しされています。バカな若者たちが「行っちゃダメよ!」と警告された人里離れた辺鄙な場所に出掛けるというのが典型的な設定・・・また、その若者グループというが、いろんなキャラを集めましたというような、決し...
2012/09/08
”ミヒャエル・ハネケ節”を継承するオーストリア映画監督マルクス・シュラインツァー(Markus Schleinzer)・・・児童性虐待男(ショタコン)と監禁された少年を淡々と描く”超不快映画”~「ミヒャエル/Michael」~
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性的嗜好が、どのように構築されるのかという説はいろいろあるけれど、年齢相応の異性に対して性的な興奮を覚えるのであれば、世間一般的には「普通」ということになるのでしょう。熟女好きとか、デブ専とかならば、ひとそれぞれの嗜好は自由ということで片付けられますが、子供に対して性的な行為...
2012/08/27
「ビフォア・サンライズ」よりも、もっと切なく美しい!・・・愛を信じたいゲイと愛を信じないゲイの奇跡の週末のラブストーリー~「ウィークエンド/Weekend」~
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日本では殆ど制作されることがないジャンルの映画のひとつが、 ”ゲイの観客”をターゲットにした”ポルノではない”ゲイ 映画” ではないでしょうか?アメリカやヨーロッパに限らずアジアなどの各国でも制作されていて・・・政治的なメッセージを持つシリアスな作品から、セクシャリティーを...
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2012/08/23
インドネシア産「悪魔のいけにえ」は血糊たっぷりのスプラッター”ちゃんぽん”映画・・・シャリーフ・ダーニッシュの怪演が”ミソ”なの!~「マカブル 永遠の血族」~
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インドネシアで制作されたアジア映画史上最凶のスプラッター映画があるらしいという噂では聞いていたものの・・・日本では劇場公開されずに、DVDスルーとなっていた 「マカブル 永遠の血族」 を、遅ればせながらDVDで鑑賞しました。 前評判どおりインドネシア版「悪魔のいけに...
2012/08/11
「ナチスが月から攻めてくる!」ってなわけないだろう!?・・・フィンランド発!アメリカを筆頭に世界を皮肉に茶化す超おバカなSF政治コメディ~「アイアン・スカイ/Iron Sky」~
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ドイツの”ナチス”は、人類の起こした最悪の犯罪のひとつではあるのだけど・・・第二次世界大戦後は、散々残酷映画のネタにされたものです。それは戦争に勝った国々(西ヨーロッパやアメリカ)からすれば当然のことで・・・”ナチス”は世界の誰もが認める悪者だということ。”ナチス”以外にも...
2012/08/04
ファッションの未来性を示した”コム・デ・ギャルソン”と”ヨージ・ヤマモト”を超えるデザイナーの不在・・・・30年を振り返るにはあまりにも貧しく偏った展示~「FUTURE BEAUTY 日本ファッションの未来性」東京都現代美術館~
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2010年〜2011年にロンドンとミュンヘンで開催された「FUTURE BEAUTY 30 Years of Japanese Fashion」展に、新たな作品(2000年以降に設立された15ブランド)を加えてヴァージョンアップした 「FUTURE BEAUTY 日本ファッ...
2012/07/30
クリストファー・ノーラン監督の”ダークナイト”最終章は辻褄の合わない展開でツッコミどころ満載・・・正義と悪の境界線の揺らぎを描くシリーズはお粗末に終わる!?~「ダークナイト ライジング/The Dark Knight Rises」~
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クリストファー・ノーラン監督による”ダークナイト”シリーズ完結編 「ダークナイト ライジング」 は、前2作と同様に繰り返し観る作品になることは確実ではあるのだけど・・・頭をかしげてしまうところもある作品でもありました。観ようと思っている人は、ネタバレを聞かされる前に映画館へ...
2012/07/26
ニコラス・ウィンディング・レフン監督による”暴力劇場”・・・トム・ハーディの”粗チン”っぷりもハマってるの!~「ブロンソン/Bronson」~
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今年、日本でも公開されたライアン・ゴスリング主演の 「ドライヴ」 で、カルト的人気と知名度を上げたデンマーク出身のニコラス・ウィンディング・レフン(Nicolas Winding Refn)・・・今、暴力の美学を描かせたら右に出る映画監督はおりません!テーマ的にも登場人物の...
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