めのおかしブログ
〜クィア視点による獣道的映画のはなし〜
2017/10/22
フランスの新鋭女性監督ジュリア・ディクルノー(Julia Ducournau)による「ジンジャースナップス」的なカニバリズム映画・・・少女の”性の目覚め”と”呪わしい血族”の物語~「RAW〜少女のめざめ〜/Raw(英題)/Grave(仏題)」~
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近年、女性の映画監督も増えてきて珍しい存在ではなくなってきたこともあり、わざわざ「女性」という”冠言葉”は不要になっている気がします。しかし、間違いなく「女性」を感じさせる映画作品もあるのです。 フランスの新鋭監督ジュリア・ディクルノー(Julia Ducourna...
2017/09/01
オノ・ヨーコ出演のセクスプロイテーション映画を監督したマイケル・フィンドレイ(Michael Findlay)の因果応報な運命とオノ・ヨーコ(Yoko Ono)の炎上人生・・・ひとつの映画で交差した全く無関係な二人のはなし~「サタンズ・ベット(原題)/Satan's Bed」~
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1960年代は、さまざまな分野で革命が起こった時代・・・映画の世界でもヌードや性表現の規制が緩和され、”セクスプロイテーション映画”が量産されたのも、この時代です。女性の裸を売りモノにした「ヌーディスト・キャンプ/Nudist Camp」、エッチなコントと女性の裸が売り...
2017/08/24
三島由紀夫の「切腹映画」!・・・”武士道”でも”愛国主義”でもない同性愛的なマゾシズムの”切腹ごっこ”~「憂國」「人斬り」「巨根伝説 美しき謎」「愛の処刑」「Mishima : A Life in Four Chapters/MISHIMAーー11月25日・快晴(仮題)」「11・25 自決の日 三島由紀夫と若者たち」~
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ボクが小学生の頃(1970年代)・・・男の子たちの間では”切腹ごっこ”なるものが流行っていた時期がありました。定規などをお腹に当てて「うっ・・」と呻いて、前屈みになって死んだ真似をするという他愛ないもので、お腹から血や腸が飛び出してくる様子まで再現することを、この上もな...
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